運上 茂樹 著 |
目 次 CONTENTS 第1部 耐震設計の基本(Q&A) 第1章 地震被害と耐震性能 1−1 地震被害と耐震性能 Q1 過去の地震では橋にどんな被害が発生したの? Q2 耐震設計の目標は? 何のために行うの? Q3 耐震性能って何? Q4 耐震設計ではどのような地震を考慮するの? 1−2 地震の発生と地震動 Q5 地震発生と地震波の伝播は? Q6 震度とマグニチュードの違いは? Q7 地震動の表し方は? Q8 耐震設計で考慮する地震動の決め方は? Q9 地震動特性と組合わせ荷重は? Q10 個別サイトごとの地震動の推定は? 第2章 耐震性能の照査の基本 2−1 限界状態と地震時保有水平耐力法 Q11 限界状態って何? Q12 性能照査方法とは? Q13 地震時保有水平耐力法とは? Q14 プッシュオーバー解析って何? 2−2 動 的 照 査 Q15 静的照査法と動的照査法は何が違うの? Q16 動的照査法に用いる橋のモデル化は? Q17 損傷進展を追跡するための部材の履歴モデルは? Q18 固有振動特性って何? Q19 減衰モデルの設定法は? Q20 動的照査の結果の妥当性チェック方法は? Q21 動的照査法はどこまで近似できる? 第3章 設 計 3−1 鉄筋コンクリート橋脚の設計 Q22…鉄筋コンクリート部材のねばりとは? Q23…鉄筋コンクリート橋脚の性能照査は? Q24…じん性を向上させる方法は? 3−2 鋼製橋脚の設計 Q25…鋼製橋脚の耐震設計は? 3−3 地盤の耐震性と基礎の設計 Q26…液状化の発生メカニズムは? Q27…液状化の判定方法は? Q28…液状化に対する設計方法は? Q29…流動化とは? Q30…基礎の設計方法は? 3−4 上部構造・支承・落橋防止システムの設計 Q31…上部構造・支承部・落橋防止システムの被害は? Q32…支承部の性能と設計方法は? Q33…上部構造の限界状態は? Q34…落橋防止システムの性能と設計方法は? 第4章 耐震性に優れた構造計画 4−1 耐震性に優れた構造計画 Q35…耐震性に優れた構造とは? Q36…耐震構造,免震構造,制震構造の相違は? Q37…免震構造とは? 4−2 既設橋の耐震性能のアップグレード・耐震設計の方向 Q38…既設橋の耐震対策の考え方は? Q39…有効な耐震補強工法は? Q40…今後の耐震設計の方向は? |
第2部 激甚化する地震災害と社会インフラの機能維持 第1章 2011年東日本大震災と津波災害 は じ め に 1−1 2011年東日本大震災のインパクト 1−2 過去の津波災害による橋梁の流失被害 (1)我が国における主な橋梁の流失被害 (2)海外における主な橋梁の流失被害 (3)津波が橋梁に及ぼす影響評価に関する研究開発 1−3 2011年東日本大震災後の「道路橋示方書」の改定 (1)東日本大震災による橋梁の流失被害 (2)「道路橋示方書」の改定と津波対策に関する研究開発 お わ り に 第2章 2016年熊本地震と地盤変状災害 は じ め に 2−1 2016年熊本地震のインパクト 2−2 過去の地震による地盤変状に伴う橋梁被害 (1)1999年台湾・集集地震:烏渓橋の落橋 (2)2008年岩手・宮城内陸地震:祭畤大橋の落橋 2−3 2016年熊本地震の教訓を踏まえた「道路橋示方書」の改定 お わ り に 第3章 切迫する大規模地震と耐震技術開発 は じ め に 3−1 巨大地震の切迫性と対策計画 3−2 大規模地震に備えるための耐震技術開発 (1)耐震技術の現状 (2)今後の耐震技術開発 お わ り に 第4章 海外における耐震技術研究開発 は じ め に 4−1 米国土木学会(ASCE)Grand Challenge 4−2 レジリエンス・4Rコンセプト 4−3 米国における主な地震関係研究投資 (1)米国地震危険度軽減プログラム(NEHRP) (2)米国国立科学財団(NSF) 4−4 欧州における主な地震関係研究投資 お わ り に |